きほん、西友さえあれば楽しく暮らせそうな気がする

お墨付きな生活

2019年の西友の御節 オリジナル和風一段重[葵]はなかなか良かったよ

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みなさん、お正月はいかがお過ごしでしたか?

私はのんびり(グダグダ)と過ごしました。

コタツにミカン、TVで箱根駅伝を観戦。最高の正月です。

こんな風にのんびりと過ごすためにも正月の食事は簡単に作れるものを作り置き・買い置きをしておきたいところです。

そして、そんな料理の定番と言えば「おせち料理」です。

そんなわけで、今回は「おせち料理」について。今更感満載でお届けします。

商品説明

まずは商品の簡単に紹介です。素材を活かした料理を盛込んだ、少人数のご家族にもうれしい一段重です。

オリジナル和風一段重[葵]

一段重

5100
(税込み 5508円)

ここがおすすめポイント

素材を活かした料理を盛込みました。少人数のご家族にもうれしい一段重です。

ネット限定価格(ネット割引15%OFF)

店頭カタログ掲載割引前価格:6,000円(税抜)のところが、ネットで購入した場合、ネット割引が適用され15%OFFの価格(¥5,100)で購入できます。

内容と原産国

お重詰(紙製)/25. 7×19. 5cm

〈お重詰〉

  • 金箔黒豆 黒大豆(国産)
  • 鰆西京焼 さわら(韓国、国産)
  • 若桃甘露煮 若桃(国産)
  • 田作り いわし(国産)
  • 子持烏賊 いか(ベトナム、タイ産)、にしん卵(ドイツ、アイスランド産)
  • 渋皮付き栗金団 ライマメ(ミャンマー、アメリカ産)、手亡豆(国産)、さつまいも(国産)、栗(韓国産)
  • 紅白なます 大根(国産)、にんじん(国産)
  • ままかり酢漬け柚子風味 ままかり(タイ産)
  • 祝い海老 えび(タイ産)
  • 数の子鼈甲漬 にしん卵(アメリカ、カナダ産)
  • 金柑甘露煮 金柑(韓国産)
  • 椎茸旨煮 椎茸(国産)
  • 湯葉旨煮 湯葉(大豆:アメリカ、カナダ産)
  • 酢牛蒡 ごぼう(国産)
  • ばい貝旨煮 バイ貝(インド産)
  • 梅麩 小麦(アメリカ、カナダ、オーストラリア、国産)、もち米(国産)
  • 伊達巻 卵(国産)、スケトウダラ(アメリカ産)
  • 紅白蒲鉾 タラ(アメリカ産)
  • 手毬まんじゅう 米粉(アメリカ産)、手亡豆(国産)
  • 穂先筍煮 たけのこ(中国産)
  • 昆布巻 昆布(国産)、かんぴょう(国産)
  • 寿高野豆腐 高野豆腐(大豆(アメリカ、カナダ産))

製造

株式会社千賀屋

特記事項

ネットで店頭受け取りの予約はできない。

店頭での受け取り予約は西友店頭のみでの申込みです。ネットでは予約できませんのでご注意ください。

熨斗(のし)、包装について

おせち商品については、熨斗やラッピングのサービスはありません。

配送日・発送エリアについて

おせち(冷蔵・冷凍・及びフラワー)は、沖縄県全域、離島、福島県の一部を除く全国への配送が可能エリアです。おせちのお届け日は指定可能ですが、配送時間は21:00までとなります。また、時間指定はできません。
時期的にも、天候・交通事情により配送が遅れる可能性もありますので、予約注文をする場合はスケジュールに余裕を持った方が良さそうです。

2019年の西友のおせち オリジナル和風一段重[葵]を開封

西友のおせちが届きました。このような段ボール箱に入った状態で届きます。

あけてみましょう。

梱包をあけると商品本体と大きめの保冷剤が入っていました。

宅配便で届けられる場合は直ぐに冷蔵庫に移せるのであまり気になりませんが、贈答品として購入し、自分で届ける場合などは保冷材の有無とサイズは気になるところです。このサイズであれば安心出来ますよね。

肝心の商品はこんな感じです。

ビニール製の帯で留められています。
帯の下には風呂敷と、お品書きがありました。

「付属の風呂敷は、ご贈答用にご用意しました。」とお品書きにもありましたが、贈答用ではなく自分用に購入した場合でも嬉しい気遣いですよね。これをお重の下に敷くと雰囲気が華やぎます。

というわけで、付属の風呂敷をテーブルに敷き、おせちのお重をあけた様子がこちらです。

色鮮やかで、何ともめでたい感じのおせちです。料理数も多くて存分に楽しめそうですよね。

Webサイトや広告の写真の印象と実物とが違ってガッカリなんて話をよく耳にしますが、このお節に関してはそういうことはなさそうです。私にはサンプル写真と同じに見えますし、差を見つける方が大変です。

おしながき(全22品)

お節の食材は普段あまり目にしないものも多いので、「コレは一体何という食べ物なのだろう?」なんて首を傾げることもしばしばあります。
味が変わるわけではありませんが、出来ることなら何を食べているのか確認しながら味わいたいものです。

その点、この西友のおせちにはちゃんとお品書きが入っていますし、原産地などについてもQRコードを読み取って専用ページで確認することが出来、安心です。

それでは、お重の中のおせち料理をお品書きにそって、一つずつ確認していきましょう。

金箔黒豆

おせちには絶対に欠かせない料理ですよね。それゆえに、これが美味いか否かでおせち全体の印象も随分と変わってきます。
そして、その味はと言えばとても美味しい

程よく甘く、程よく柔らかい。だから飽きも来ない。味には関係ないけれど艶のある黒豆と金箔の色合いもキレイですよね。

メモ

豆は「まめに働く」こと、「まめ(健康・丈夫)に過ごす」こととかけて。黒は魔除けの色とされていたことから、黒豆を食べると言われています。黒豆を上手に炊くのはなかなか難しく、油断するとしわが寄ってしまい、見た目だけではなく食感が悪くなってしまいます。おせち準備の時期になると、「おせち料理全部は作らないけれど、黒豆だけは家で炊く」という声を聞いたりしませんか?黒豆を炊くのは気合いの入れ所、腕の見せ所なのでしょう。「まめ」に面倒を見ないと上手く炊けないのが黒豆。一年の計は、すでに年末から始まっているのかもしれませんね。

鰆西京焼

 

肉厚で身がとてもしっかりとしており、サイズの割に食べ応えのある一品でした。みその香りと味が良く、非常に美味しかったです。

メモ

春の魚とかいて「鰆(さわら)」。いかにも新春にふさわしい食材です。成長とともに呼び名が変わる出世魚として知られており、その辺もおせち料理として使われる理由です。ちなみに、50cm以下のものをサゴシ(サゴチ)。50cm~70cmのものをヤナギと呼び、それ以上を「サワラ」と呼びます。

また西京焼きは冷めてもおいしく、日持ちもするので、お正月料理向きのメニューといえるでしょう。

若桃甘露煮

 

種がないので食べやすかったです。歯ごたえもほどよく残っていて食感も楽しめます。甘露煮というと非常に甘いイメージがありましたが、甘酸っぱい爽やかな味付けでした。

メモ

桃は古来より不老長寿を意味します。若桃を使うのはいつまでも若々しくいられるようにとの願いをこめているそうです。

田作り

 

黒豆と同じく、おせちには必ずといって入っていますよね。

なんか、どうにも他のメニューと比べてしまうと味も存在も地味で、子供の頃は嫌いな、いや、嫌いとも思わないくらい存在感がないメニューでした。

ただね、大人になると若干印象が変わりますよね。

ダラダラと、時にはお酒を嗜みながらおせちやお正月料理を頂きますので、時々、料理の合間にこの甘じょっぱい味が欲しくなります。

ちなみに味は想像通りの味でした。

メモ

田作り。変わった名前ですよね。金肥といって、昔イワシが肥料として使われていたことから、カタクチイワシを使ったこの料理を豊作の願いを込めて田作りと言います。
田作りは別名「ごまめ」とも言います。ご想像の通り「まめに働く」という意味をかけています。

子持烏賊

 

一口サイズのイカに魚卵が詰められており、プチプチとした食感がクセになります。
とにかく食感が面白くて、それがとても印象に残った料理です。味ももちろん良く、お酒にピッタリでした。

多分、子孫繁栄の祈りが込められているのだろうと想像できるメニューですが、それだと数の子とかぶるし、別のいわれもあるのだろうか?

渋皮付き栗金団

栗金団ですから当たり前ですが、結構甘いです。「甘そうに見えて、そんなに甘くない」料理が多いお重ですが、コイツは見た目通りの甘さです。
栗はホコホコとした甘みがあり、渋皮には一切渋さはありませんでした。

メモ

戦国時代、出陣の際に保存食として乾燥させて携帯した栗があったと言います。
それが「乾ち(かち)栗」(勝ち栗)です。これに「勝ち栗」という字をあて、「勝負ごとや商いに勝つ」との意味を込めて食されるようになりました。
栗きんとんの「きんとん」は、金団、つまり金の塊、財宝を表現したもので、豊かな生活が送れるようにとの祈願とされています。

紅白なます

これもおせち料理では定番ですよね。

保存のために濃い味付けの料理が多いおせち料理ですが、そんな濃い味付けでも、間にこのなますを食べれば口のなかがリセットされ、どれも美味しくいただけますよね。

メモ

紅白餅、紅白まんじゅう、紅白の垂れ幕、紅白歌合戦など。赤には「慶び」や「厄除け」、白には「神聖」や「清浄」の意味があるそうです。また、源平の合戦時に源氏は白、平氏は赤の旗印を掲げていたことから、敵対する双方の色が仲良く隣合っている様子が平和の象徴だ、という説もあるようです。

いずれにせよ、紅白は縁起の良いものの代表です。見るとおめでたい気持ちになるものですよね。

ままかり酢漬け柚子風味

「ママカリ」とは、ニシン科の魚「サッパ」のことで瀬戸内地方で呼ばれる呼び方です。

「ママ(ご飯)をカリ(借り)に行くほど美味しい」とか、脂がのる旬の時期が秋の稲刈りの時期にあたるため、「ママ(稲)を刈る」ことからママカリになったと言われています。岡山県の郷土料理「ままかり寿司」は有名ですよね。

名前のいわれのとおり、非常に美味しかったです。柚子の香りも良かったです。

ママカリの近縁でよく似ている魚に「コノシロ」がいます。こちらは関東でコハダの名で寿司ネタなどで人気です。コノシロ(コハダ)は出世魚としても知られており、縁起が良いと言われていますが、ママカリはどうなんでしょうね?

祝い海老

日本料理って、おめでたいときは海老か鯛。そんな感じありますよね。
そんなわけで、無くてはならないメニューだと思います。

まぁ、ボイルしただけの海老ですから想像通りの味で、特段感動とかはないのですが、やっぱり美味いですよね。海老。

念のため書いておくと、上の写真は殻のついたままの状態ですが、もちろん殻は剥いて食べますよ。そのままバリバリと食べるほどワイルドではありませんので。
ただ、この時期、乾燥などの影響で指先がささくれていたりするので、正直、ビシャビシャになりながら殻剥くの嫌ですよね…

食べづらいのだけが玉に瑕ですが、比較的に剥き易くて美味しい海老だったと思います。

メモ

長いひげ(触角)をもち、茹で上がると腰が「く」の字に曲がったように見える海老の姿形はお年よりのようです。
おせち料理の海老には、ひげが長く伸び、腰が曲がるほどの老人になるまで健康に長生きできますようにとの思いが込められているのです。

数の子鼈甲漬

これもおせち料理の定番メニューですよね。
数の子のいないお節なんて考えられませんし、お節といえば、数の子を楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。

私も数の子大好きです。このプチプチ感がたまりませんよね。

写真を見てお気づきになられた方もいるかと思いますが、撮影時はまだ若干凍っていたようです。冷凍で配送されたのち、冷蔵庫で1日保管していましたが、それでも場所によってはシャーベット状。
これを困ったこととるか、安心できるととるかは人によると思いますが、私は結構安心しました。
本来おせちと言えば保存のために酢や塩の効いたものや濃い目の味付けのものが主流でしたが、今は味に重点を置く傾向が強いです。その結果、傷みやすい食材が多くなりますし、届いてその日のうちに食べるということも少ないでしょうから、「シッカリと冷凍保存されている」お節は安心できます。

メモ

数の子といえば「ニシン」の卵ですよね。ニシンは普通「鰊」と書きますが、「二親」という字をあて、夫婦が子宝に恵まれますように、また、子孫代々が繁栄しますようにという願いを込めています。

金柑甘露煮

 

甘酸っぱさの中に、どこかにほんのり金柑の皮の苦味が残っていて、これが美味しい。いわゆる大人の味。もう少し食べたかった。

メモ

きんかん(金柑)は金冠とも書き、金運の縁起が良い食べものとされているそうです。

椎茸旨煮

 

安心の旨さ。肉厚で喰い応えもありました。甘すぎず、飽きの来ない丁度良い味付けでした。

メモ

椎茸を長寿の象徴である亀の甲羅に見立てているそうで、亀甲のような飾りの切り込みを入れる場合もあるそうです。

湯葉旨煮

 

味つけは椎茸の旨煮と同じでした。湯葉はとても弾力があり、歯ごたえと食感が楽しめる一品です。

湯葉って、そう頻繁に食卓にあがるものではありませんから、たまに食べるととても美味しく感じます。

精進料理などの定番メニューですし、きっと何かの縁起物なのではないかと調べてみたのですが、今のところよく解りません。あとで分かったら追記しておきます。

酢牛蒡

爽やかな酸味とごぼうの香り、それに歯ごたえが印象的。

紅白なますと同じく、濃い目の味付けの料理の間でつまむと口のなかがリセットされる感じです。

ばい貝旨煮

海なし県の出身なせいか、こういう食材はワクワクします。

これも海老と同じく食べづらいですが、海老ほど指先がビシャビシャしないのでストレスは無かったです。

つまようじで刺して引っ張り出しました。

甘口で煮つけられていますが、貝のほろ苦さとのバランスが絶妙で非常に美味しかったです。

梅麩

モチモチ。

紅白の梅の花が見た目にも春らしく、とてもおめでたい感じです。

味も出汁がしみて美味かったですが、見た目とは違い、味や香りは特段梅っぽくはないです。

伊達巻

 

おせち料理の定番の一品。ほんのり甘くて子供の頃は一番好きなメニューでした。

もちろん今でも大好きで、期待して箸を伸ばしました。絶妙な甘みと柔らかさで非常に美味しかったです。

メモ

伊達巻きの形が「巻物」のようであることから、学問や知識を取得し、造詣を深めることへの祈りの象徴として入れられたといいます。
また、伊達(だて)とは「派手・豪華」といった意味です。ですから正月を彩るのにふさわしい食材ともいえるでしょう。

紅白蒲鉾

 

これもおせちの定番ですね。ただ、おせちならではというわけでもなく、割とありふれたメニューなので感想の残りにくい一品ですよね。

一般的な蒲鉾よりも固めで、「身がギッシリ詰まっている」って感じの触感でした。

メモ

半円形の形が初日ノ出を連想させる縁起の良い一品。しかも色は紅白。ただただめでたい一品。

手毬まんじゅう

見た目にも華やかで可愛い紅白の小さな饅頭。

モチモチとした食感も良いのだが、何よりも中の餡が丁度良い。

割とシッカリと餡が詰まっていて、甘さも程好い感じでした。

穂先筍煮

歯ごたえが良い。味も染みていて美味い。

竹の子って、いかにも春っぽさを感じる食材で、新春を飾るにはピッタリですよね。
実際には屋外は厳寒ですが、この瞬間だけ春を楽しみたいです。

メモ

竹の子は非常に成長が早く、真っすぐに天に向かって伸びていくことから子供の健やかな成長や将来の出世を祈願してお節に入れるそうです。

昆布巻

味が染みていて非常に美味かったです。

見た目が地味ですし、ご馳走感皆無ですが、美味しいんですよね。
無くなったら絶対に物足りなく感じるんじゃないかと思うんです。
お節的には絶対に欠かせない名脇役ってところでしょうか。

メモ

ここまでお読み頂けばきっとおわかりになるでしょう。「昆布(こぶ)」から連想できるプラスイメージの言葉といえば…「よろこぶ(喜ぶ・慶ぶ)」ですね。また、昆布は昔「広布(ひろめ)」と言われていました。ひろめは「広がる」に通じます。
ミネラルや繊維質、カルシウムも摂れて、体も「よろこぶ」お正月には欠かせない一品です。

寿高野豆腐

出汁が染みていて美味い。舌触りも滑らかで「丁寧な仕事してるなぁ」って印象の一品でした。

特段豪華なわけでも、華やかなわけでもありませんが、何というか、ホッとしますよね。こういうメニューがあると。

メモ

おせちに入れる高野豆腐のなかには、「盾豆腐」と呼ばれるものもあるそうです。こうや豆腐を「盾」に邪気から身を守ろうということです。

 

まとめ

バードカフェでしたっけ?昔えらい話題になった詐欺みたいなおせちがありましたよね。あの事件以来、どうにもネットでお取り寄せできるおせちには不安があったのですが、流石は西友のおせちです。

味も質も量も見た目も全部が申し分なし。自分が味わう分にも良い商品ですが、贈答用としても安心して大切な人に贈れるだけの確かなクオリティーでした。

今更感満載の記事でしたが、是非、次のシーズンには西友のおせちをご検討ください。

 

 

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