きほん、西友さえあれば楽しく暮らせそうな気がする

お墨付きな生活

私を西友の虜にした「みなさまのお墨付き」シーフードヌードル

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さて、サイトのサブタイトルにもあるように、西友が好きすぎて勢いでこんなサイトを立ち上げてしまったわけですが、果たして何から西友の魅力を語っていくべきなのか。
色々と考えた結果、一発目の記事は私が西友の熱狂的な大ファンになる原因ともいえる商品について書いていこうと思います。

私を西友ファンに変えた商品とは西友のプライベートブランド「みなさまのお墨付き」の即席カップめん。
中でも私がお気に入りなのが「シーフードヌードル」です。

まぁ、所詮はインスタントのカップヌードルですからね、ビックリするほど美味だったりするわけではないのですが、
「あれ、これ美味しいじゃん。こんな値段で良いの?」
と、良い意味で予想を裏切る、ここまでは期待していなかったというコストパフォーマンスの良さに驚かされた商品でした。
以来、私は「みなさまのお墨付き」の大ファンとなったのでした。

そんなわけで、以下、西友のプライベートブランド「みなさまのお墨付き」のシーフードヌードルの紹介です。

商品説明

まずは簡単に「みなさまのお墨付き シーフードヌードル」の紹介です。

消費者テスト支持率82.6%

みなさまのお墨付き シーフードヌードル

1食

80
(税込み 86円)

ここがおすすめポイント

アサリとホタテの旨みを、野菜の甘みが包み込む、やさしい味わいのスープです。

消費者テストの参加者コメント

塩加減が良くコクがあるのにあっさりと食べやすい。麺もスープも美味しい。(女性/60代/大阪)

原材料名

油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、植物性たん白、たん白加水分解物、発酵調味料)、添付調味料(食塩、香辛料、ポークエキス、魚醤(魚介エキス)、チキンエキス、魚介エキス、野菜エキス、砂糖、粉乳、でん粉、植物油、たん白加水分解物)、かやく(たまご、かに風味かまぼこ、いか、ねぎ)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、増粘多糖類、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、クチナシ色素、ベニコウジ色素、香料、カロチン色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(原材料の一部に乳成分、かに、大豆、ゼラチンを含む)

栄養成分

1食(71g)あたり:エネルギー314kcal、たんぱく質8.9g、脂質12.3g、炭水化物41.8g、ナトリウム1.9g(めん・かやく0.8g、スープ1.1g)、ビタミンB1 0.28mg、ビタミンB2 0.28mg、カルシウム1337mg、食塩相当量4.8g(めん・かやく2.0g、スープ2.8g)

原産国・産地

小麦:アメリカ、カナダ、オーストラリア等

製造者

株式会社酒悦

製造所

株式会社酒悦 房総工場

この味、どこかで食べた記憶が…

「みなさまのお墨付き」ブランドの商品を食べてみると美味しいという感想のほかに、こんなことを思うことがしばしばあります。それは、

「ん?これ、どこかで一度食べたことあるな…」

ということ。

このシーフードヌードルもそうで、ずっと「絶対どこかで食べたことある味だよな」と思っていました。そしてそれが何なのか気になっていました。

まず思い浮かんだのが日清食品のカップヌードルです。
レギュラー商品のラインナップがみなさまのお墨付きと日清カップヌードルは同じなのです。

即席カップめんと言えば日清カップヌードルが有名です。即席カップめんを初めて商品化したのも日清食品でしたし、シェアもトップです。そのため即席カップめんのレギュラー商品と言えば、「しょうゆ」「カレー」「シーフード」という三種類を想像しがちですが、実際のところはバリエーション様々です。
「しょうゆ」味については各社同様ですが、あとの二つは「みそ」「しお」「とんこつ」などラーメン屋でもおなじみの味が使われることも多く、「カレー」と「シーフード」は必ずしも多数派とは言えないのです。

しかし、そんな中、みなさまのお墨付きでは、日清カップヌードルと同じ「しょうゆ」「カレー」「シーフード」がレギュラー。
「このあたりを意識して商品を作っているのだろうか?」とか、「そういえば、同じ味のような気もする…」などと思い、味を比較してみました。

日清カップヌードル「シーフード」との比較

実際に2つ並べて比較しながら食べてみました。

内容物の差

どちらも重さは96gでした。カップの素材が日清は発泡スチロール、みなさまのお墨付きは紙と違いはあるものの、サイズは同じですし、あまり大きなものでもないのであまり総重量に差は無いようです。

しかし、実際に蓋をあけて中身を確認してみると、内容物にはかなりの差がありました。

 

別個に食べているとあまり差を感じないのですが、こうして並べて比べてみると日清のカップヌードルはずいぶんと具だくさんなのが分かります。パッと見でも十分に具の量が違うことは分りますが、あえて具材を取り出して、その差を確認してみました。

圧倒的な差です。価格差はブランド名だけで生じているわけではないようです。

しかし、だからといって「みなさまのお墨付き」が大したことないかと言えばそんなことは無いのです。
2つ並べて比較してしまえば、さすがに価格差によるグレードの違いを感じざるを得ませんが、それぞれを別に食べたなら、ここまでの差を感じることはないのですから。
実際、私はこうして二つを比較してみるまで「多分同じ味だろう」と思っていましたし、こうして検証記事を書きながら、このあとどうやって記事をまとめれば良いんだ… 『日清のカップヌードルと変わらぬ味で、この価格!スゴイ‼』とかやるつもりだった当初の作戦と随分と変わってしまったではないか…」と困ってしまうくらいに、これまでずっと「みなさまのお墨付き」の味に安心感と満足感を持ってきました。

そう、大事なのは味の安心感と満足感。具の量には確かにパッと見で分かるほどに差がありますが、所詮はフリーズドライのよくある具材、商品全体としての味の決定的な違いにはならないはずです。

具材の違い

量において大きな差のあったフリーズドライの食材ですが、その味や質では違いがあるのでしょうか。湯で戻して比較してみました。
結果はこの通り、カニカマが多少違うようですが、あとは大した差はありません。それぞれ食べてみても味の差を感じられるほどの違いはありませんでした。

これ、細かく見ていくと違いがたくさんあるけれど、全体でみたら大した差はないってパターンじゃないだろうか?
結果的に当初の作戦通り「みなさまのお墨付きスゲェ‼」で終われるパターンじゃなかろうか?
もう、いろいろ検証するのはやめて、とにかく食べ比べてみましょう。

味の違い

まずは「みなさまのお墨付き」のシーフードヌードルです。

いやぁ、これですよ、コレ。この味。

実に美味しい。日清と比較してしまえば具材は少ないのですが、食べていて「具材が少ない」と感じることはありませんし、何よりスープが旨い。
即席カップめんって各社いろいろと販売していますが、私はシーフードが一番お気に入りです。魚介の出汁と絶妙な塩味がたまりませんよね。

「日清のカップヌードルと変わらない味です。」

そう思っていました。一緒に日清のカップヌードルを食べるまでは…

 

次に日清のカップヌードルのシーフード味を試してみます。
まぁ、具材が多いだけで味はみなさまのお墨付きと変わらないだろう。そう思いながらすすりました。

アレ? 全然違う味じゃないか。

味の好みなどもあるので、どちらの方が美味しいと言えるものではありませんが、明らかに違う味でした。別個に食べてしまうとどちらもシーフード味ということで似たようなものと認識してしまうのですが、具材がどうこうではなく、スープが全く別物でした。

このスープの味の違いは、二つの商品を同じ味、もしくは大した差のない味と認識していた私には結構な衝撃でした。

麺や具と一緒になっていると分かりにくいのですが、両商品のスープをすくって比較してみると、見た目にも違いがありました。
日清のカップヌードルのほうが色が濃いのわかります。

味の方は日清の方が多少甘めで出汁の味をより感じられる「やさしい」とか「やわらか」とかいう表現がシックリとくる作りで、非常に美味しいです。
それに対して西友PBのシーフードヌードルは日清よりも比較的濃い目の味付けで塩気やスパイスが効いており、後を引く感じがあります。これが満足感につながっているように思います。
それぞれに特徴があり、好みも分れるところだと思いますので、どちらが美味しいと言えるものではありません。が、いずれにしても味の良し悪しに圧倒的な差などはなく、並べて食べ比べなければ、私のように差に気が付けない人も多いのではないでしょうか。

みなさまお墨付きの味はどれも一流メーカーの味

日清のカップヌードルを参考にしているものだと決めてかかっていたのですが、こんなにも味に違いがあるとは思いませんでした。でも、日清の味ではないというのであれば、一体どこの味なのだろう。そう疑問に思い、西友のホームページで確認してみました。
すると商品紹介の欄にこんな記載が。

製造所、株式会社酒悦

つまり、この酒悦さんがみなさまお墨付きの即席カップめんを製造しているということです。
「みなさまのお墨付き」や「きほんのき」など、西友のPBはアイテムごとに異なる企業に製造を委託していますが、ホームページで委託先を確認できるのであれば、どんな企業が作っているのか分かり安心ですね。

ちなみに、この酒悦さんは東洋水産株式会社のグループ企業らしいんです。つまりはあの有名なマルちゃんシリーズと同じ製造所ということです。
と言うことは、比べるのであれば日清ではなく東洋水産、つまりマルちゃんの即席カップめんと比べるべきだったのかもしれません。

というわけで、再び食べ比べです。

マルちゃん(東洋水産)「ホットヌードル はま塩」との比較

食べ比べてみようと思います。
マルちゃんのホットヌードルはシーフードとは名乗っていませんが、同じ系統の味だと思います。

内容物の差

ホットヌードルが101g、みなさまのお墨付きのシーフードヌードルは99gです。

ん? あれ? 前回シーフードヌードル計ったら96gだったはずだが… 計り間違えだろうか?

まぁ、ともかく、二つの商品に大きな差はないようです。

次に蓋をあけて中身を比較してみます。

これ、中身も量もほぼ同じなのではないだろうか?

具材の違い

念のため中身を皿に取り出して比較してみます。

やっぱり同じだよね?

フリーズドライのままでは確認しづらいのでお湯で戻してみました。

ホットヌードルの方にだけ白くて丸い具材がありました。これはホタテかな?

日清のカップヌードルと比較した際はカニカマに多少の差がありましたが、今回は差が分かりません。おそらく同じものだと思います。
やはり製造所が同じなだけのことはあります。

カップにお湯を入れるとこんな感じです。

ホタテらしきものがない分なのか、みなさまのお墨付きにはカニカマが多く入っています。
ただ、ぱっと見の印象は両者にあまり差は感じません。

味の違い

では味も同じなのでしょうか?

味の決め手ともなるスープを比較してみました。

ホットヌードルの方がスープが澄んでいる印象です。しかし、香りは非常によく似ています。

ともかく食べてみましょう。

両方を交互に食べてみると、やはり味に違いがあるのが分かります。
ただ、それぞれを別で食べたなら、どちらの味なのか言い当てるのは至難の業だと思います。
非常によく似た味で、日清のカップヌードルより断然こちらの方が近い味です。

スープの味はベースとなるものが同じなのか、非常に似通っていました。
多少の差ですが、ホットヌードルの方が味が柔らかく、出汁の旨味をより感じられました。
対してみなさまのお墨付きはスパイスが効いている印象です。

日清のカップヌードルと食べ比べたときもスパイスが効いていると感じましたが、このあたりが「みなさまお墨付き」の味なんでしょうかね。辛すぎず、絶妙なスパイシーさが後をひく感じなんですよね。

まとめ

みなさまのお墨付きのシーフードヌードルは、ジックリと一流メーカー品と食べ比べてみても見劣りしない確かな味でした。
低価格路線のプライベートブランドにあって、品質も安全性も損なわずに、満足の味を提供する西友のすごさを再確認することが出来ました。

 

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